「神奈川県立横浜清陵総合高校」での2週間のインターンシップ体験と、その後の教職に関する近況報告をつづるブログ
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2011年02月。春休みも半分が終わってしまった。何ができただろうか。何をしなければならないだろうか。
1. 第3回フォローアップの会
2月11日(金)に、横浜清陵総合高校で第3回フォローアップの会が開かれた。3回目となるこの回は、モデル化とシミュレーションというテーマでの模擬授業、五十嵐先生による情報Bの授業実践の紹介という日程だった。参加者は10名。内、半分は採用の決まっていない学生だった。
模擬授業を行ったのは4名で、私を含めた大学3年次生2名、他採用の決まっている方2名だ。モデル化とシミュレーションと言う限られた枠組みで4人もの人が授業を行うということで、似通ったものになってしまうのではないかと予想していたが、そんなことはなかった。それぞれ
といった内容で、個性が出ているなと思った。いろいろな人のいろいろなやり方を見て、自分の視野の狭さにも気付かされた。みな、生徒を動かすような授業づくりをされていて、すごいなと思った。
私の模擬授業は、歌手Mのファンクラブの会員数の表からグラフを作成(モデル化)し、近似曲線を当てはめて数式を得たうえで、来月の会員数を予測する(シミュレーション)というものだった。いただいたコメントの中で主だったものは以下の通り。
ワークシートへの記入の指示は、まったく気づいていなかった。毎度、2・30分の授業として考えて来ているつもりだが、実際に行ってみると45分くらいかかってしまう。もっさりしてしまうのは内容の盛り込み過ぎが原因ということがよくわかった。しかし、内容を削るのは難しい。
授業後、参加者の皆さんからコメントをいただき、五十嵐先生からもご指導をいただいた。私は、グラフを作成した後、生徒は当然理解しているようなつもりで近似曲線へと入っていった。五十嵐先生はそこを指摘し、「グラフ→ここに直線が当てはまりそうだよね→数式が分かると良いね→実は分かるんだ」という流れがいいだろうとおっしゃった。なるほど、自然だ。感動を覚えた。こういう授業ができる先生になりたい。
2. 教員採用試験特別講座
期末試験直後から、空気が読まれることは無く、教員採用試験対策の講座が始まった。時事通信社によるもので、神奈川大学湘南ひらつかキャンパスに手4日間連続で行われた。昨年度も同じ講座に出るだけ出ていたが、そのときと同じ先生にも会うことができた。
5コマ用に組まれた講座を2コマで行う、といった圧縮授業が4日間続き、毎日頭をフル回転させながら挑んだ。教職教養の各分野で具体的な対策を聴けたのでよかったが、新幹線授業すぎて内容が薄くなっていることも多かったので、この辺は大学側に注文をつけたいところである。
主に、試験後にだらけないで勉強を始めること、「分かる・できる」からやる気を高めることにおいて、意義があったと思う。
3. 教員採用試験対策 冬季セミナー
永井先生によるセミナー。4日間の日程で、毎日午前中には教職教養のテストを行う。同セミナーは昨年秋にもあり、秋季は学習指導要領のテストを行った。今回は、教育法規だ。A4/28枚に及ぶ教育法規を暗記し、結局3回のテストを行った。穴埋め300問だ。なかなか大変だった。
午後は、論作文対策、教職教養対策がメインとなった。論作文対策では具体的な書き方のポイントを教わった。それなりに準備が必要そうだ。教職教養対策では、テレビ番組「ヘキサゴン」を模した方法でクイズに回答するということをした。楽しかったが、これは力が付いたかどうか微妙なところだ。
具体的な、細かいところまで実際に面倒を見てくださるとてもいい先生だと思うので、今後も連絡を取らせていただきたいなと思っている。
4. 模擬授業勉強会
友人から、春休み中に勉強会をやらないかと言われ、それに乗った。冬季セミナーと同様、午前中に教職教養のテストを行った。ただし、1日で300問すべてだ。過酷だった。午後に、模擬授業を10分間行い、批評し合う。最終的に、参加者は3人だった。教職教養のテストを受けた者は2名、模擬授業を行った者も2名だった。
以前似たような集まりを作ってうまくいかなかった経験があるが、今回はもっとうまくいかなかった。残念だ。ただ、模擬授業ができたこと、春休み中に勉強する機会を増やせたことはよかったので、失敗とは思っていない。今後もこの仲間とは一緒に勉強をしていきたいと思っている。
1. 第4回フォローアップの会
情報の一元化は難しい。春休み中に書類を整理し、いつでも自分に必要な情報を引き出せるようにしておきたい。
<振り返り>
1. 第3回フォローアップの会
2月11日(金)に、横浜清陵総合高校で第3回フォローアップの会が開かれた。3回目となるこの回は、モデル化とシミュレーションというテーマでの模擬授業、五十嵐先生による情報Bの授業実践の紹介という日程だった。参加者は10名。内、半分は採用の決まっていない学生だった。
模擬授業を行ったのは4名で、私を含めた大学3年次生2名、他採用の決まっている方2名だ。モデル化とシミュレーションと言う限られた枠組みで4人もの人が授業を行うということで、似通ったものになってしまうのではないかと予想していたが、そんなことはなかった。それぞれ
Yさん: Excelによるさいころのモデル化とシミュレーション(F9でExcelに動きをつけていた)
私: 歌手ファンクラブの会員数の、グラフによるモデル化と近似によるシミュレーション
OSさん: 身近なものからのモデル探し(生徒の動かし方がうまい)
OIさん: 待ち行列とモデル化の本質(モデル化でモデルカーの例。分かりやすかった)
私: 歌手ファンクラブの会員数の、グラフによるモデル化と近似によるシミュレーション
OSさん: 身近なものからのモデル探し(生徒の動かし方がうまい)
OIさん: 待ち行列とモデル化の本質(モデル化でモデルカーの例。分かりやすかった)
といった内容で、個性が出ているなと思った。いろいろな人のいろいろなやり方を見て、自分の視野の狭さにも気付かされた。みな、生徒を動かすような授業づくりをされていて、すごいなと思った。
私の模擬授業は、歌手Mのファンクラブの会員数の表からグラフを作成(モデル化)し、近似曲線を当てはめて数式を得たうえで、来月の会員数を予測する(シミュレーション)というものだった。いただいたコメントの中で主だったものは以下の通り。
・内容盛り込みすぎ。演習を軸に要らないところを削る。
・ワークシートに書かせる指示がなかった。書いて欲しいところはもっと強調させて。
・生徒の意見はメモし、全体で共有させる。
・Excel難しい。
・題材はよかった。
・ワークシートに書かせる指示がなかった。書いて欲しいところはもっと強調させて。
・生徒の意見はメモし、全体で共有させる。
・Excel難しい。
・題材はよかった。
ワークシートへの記入の指示は、まったく気づいていなかった。毎度、2・30分の授業として考えて来ているつもりだが、実際に行ってみると45分くらいかかってしまう。もっさりしてしまうのは内容の盛り込み過ぎが原因ということがよくわかった。しかし、内容を削るのは難しい。
授業後、参加者の皆さんからコメントをいただき、五十嵐先生からもご指導をいただいた。私は、グラフを作成した後、生徒は当然理解しているようなつもりで近似曲線へと入っていった。五十嵐先生はそこを指摘し、「グラフ→ここに直線が当てはまりそうだよね→数式が分かると良いね→実は分かるんだ」という流れがいいだろうとおっしゃった。なるほど、自然だ。感動を覚えた。こういう授業ができる先生になりたい。
2. 教員採用試験特別講座
期末試験直後から、空気が読まれることは無く、教員採用試験対策の講座が始まった。時事通信社によるもので、神奈川大学湘南ひらつかキャンパスに手4日間連続で行われた。昨年度も同じ講座に出るだけ出ていたが、そのときと同じ先生にも会うことができた。
5コマ用に組まれた講座を2コマで行う、といった圧縮授業が4日間続き、毎日頭をフル回転させながら挑んだ。教職教養の各分野で具体的な対策を聴けたのでよかったが、新幹線授業すぎて内容が薄くなっていることも多かったので、この辺は大学側に注文をつけたいところである。
主に、試験後にだらけないで勉強を始めること、「分かる・できる」からやる気を高めることにおいて、意義があったと思う。
3. 教員採用試験対策 冬季セミナー
永井先生によるセミナー。4日間の日程で、毎日午前中には教職教養のテストを行う。同セミナーは昨年秋にもあり、秋季は学習指導要領のテストを行った。今回は、教育法規だ。A4/28枚に及ぶ教育法規を暗記し、結局3回のテストを行った。穴埋め300問だ。なかなか大変だった。
午後は、論作文対策、教職教養対策がメインとなった。論作文対策では具体的な書き方のポイントを教わった。それなりに準備が必要そうだ。教職教養対策では、テレビ番組「ヘキサゴン」を模した方法でクイズに回答するということをした。楽しかったが、これは力が付いたかどうか微妙なところだ。
具体的な、細かいところまで実際に面倒を見てくださるとてもいい先生だと思うので、今後も連絡を取らせていただきたいなと思っている。
4. 模擬授業勉強会
友人から、春休み中に勉強会をやらないかと言われ、それに乗った。冬季セミナーと同様、午前中に教職教養のテストを行った。ただし、1日で300問すべてだ。過酷だった。午後に、模擬授業を10分間行い、批評し合う。最終的に、参加者は3人だった。教職教養のテストを受けた者は2名、模擬授業を行った者も2名だった。
以前似たような集まりを作ってうまくいかなかった経験があるが、今回はもっとうまくいかなかった。残念だ。ただ、模擬授業ができたこと、春休み中に勉強する機会を増やせたことはよかったので、失敗とは思っていない。今後もこの仲間とは一緒に勉強をしていきたいと思っている。
<2011年03月の目標>
1. 第4回フォローアップの会
・横浜清陵総合高校の五十嵐先生が開いてくださっているこの回も、次が最後となる。次回のテーマはプレゼンテーション、コミュニケーション、携帯電話の3つだ。ここからどれかを選んで模擬授業を行う。また、その後は五十嵐先生によるスキャナー講座もある。楽しみだ。
2. 勉強
・ 春休みの半分が終わった。4月1日に試験があると思って、必死に勉強するのみである。
情報の一元化は難しい。春休み中に書類を整理し、いつでも自分に必要な情報を引き出せるようにしておきたい。
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プロフィール
HN: Kazu
性別: 男性
自己紹介: 情報の教員を目指す神奈川大学3年生→公立高校教員を目指す私立高校非常勤講師
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