「神奈川県立横浜清陵総合高校」での2週間のインターンシップ体験と、その後の教職に関する近況報告をつづるブログ
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今日は教師がいかに多忙で、いかに多くのことを考えていて、いかに楽しんでいるかを実感した一日だった。
名刺と研究授業
今日は古くからの情報交換手段ということで、名刺を作成した。DTPのテクニックの一つとして「トンボによる縁なし印刷」を学んだ。1限目は教育実習生のMさんが研究授業として行い、大学の先生もいらっしゃった。ある先生は、「Mさんの授業は生徒との絡みも多く良かったが、もっと奥の席まで足を運 び、生徒の間に入っていくと良かった」とおっしゃっていた。従来の「1対多」の形式ではなく、もっと積極的に生徒の間に入り、生徒の目線で考えるよう な授業ができればいいということをおっしゃっていたのだと思う。知識ではなく、学ぶ態度、方法を身につけさせるのに必要なことなのかなと考えさせられた。
名刺には前日トレースしたイラストのほかに、新たに入れたいイラストがあればトレースして追加してよいというルールだった(ベジェ曲線によるイラストのトレース)。ちなみに僕はSu○ca風の名刺を作ってみた。そのため、こだわりを持って 凝った作品を作りたい生徒は積極的に名刺に合うイラストを探したり、自分で工夫して作ったりしていた。するとある生徒が「時間が足りないので提出期限を延ばしてほしい」と言い出した。先生は「みんなの作品を公開するのが遅れてもいいなら」と、期限を延ばすことにしました。教師側の負担は少し増える ことになりますが、生徒のやる気を尊重した結果なのだと思う。僕も、やる気の出るときにやるのが一番伸びると思うので、生徒がここで努力できる機会が 増えたのはとても嬉しかった。生き生きした生徒たちを見て、自分の高校生時代を思い出した。
教採2次試験――模擬授業の練習
同インターンシップ生のYさんが教員採用試験の2次試験を受けられるとのことで、模擬授業の練習をしました。模擬授業は準備を含め10分間で、50分授業の導入から展開の初めまでを行うものだ。今日は3回の練習を行い、先生方からもいろいろな指摘を受けていた。僕がやっているわけではないが、準備をし、授業をし、先生方からアドバイスをもらっているYさんの気持ちはひしひしと伝わってきた。2日後に試験という中、まだ自信の持てるとこ ろまで授業が固まってないことへの焦り、先生方のアドバイスがばらばらに見えたこと、準備や練習の連続から来る気疲れなど、心労も多かったと思う。
そんな中、3回目の練習のときにK先生から受けたアドバイスは、生徒役で参加していた僕の心にも響き、とてもしっくりきたものだった。K先生の言葉で特に印象に残ったのは、こんなことだ。
2次試験の模擬授業では、最初の導入部分で生徒の興味を引き、「生徒の意見を引き出す『仕掛け』を見せる」ことが大切だと教わった。K先生は笑顔の素敵な先生で、情報教育にとても深く関わっておられる方だ。2次試験の対策と言う枠を超えて、情報教育の指針の一つを得たような気がた。
また、今回の試験は「問題解決」がテーマに掲げられていたが、これは「継続的に学ぶ態度」を育成するということにつながるなと感じた。
明日はいよいよ講座の最終日。生徒の急成長を最終確認する日。最終日に行う自分の模擬授業のための指導案も作らなければいけないが、明日はこのインターンシップ中で一つの区切りの日になると思うのでとても楽しみだ。Yさんの試験対策もお手伝いできればと思う。
午前: オリジナル課題「名刺」の作成
午後: 総合課題「三つ折りチラシ」のラフスケッチ
放課後: Yさんの模擬授業
午後: 総合課題「三つ折りチラシ」のラフスケッチ
放課後: Yさんの模擬授業
名刺と研究授業
今日は古くからの情報交換手段ということで、名刺を作成した。DTPのテクニックの一つとして「トンボによる縁なし印刷」を学んだ。1限目は教育実習生のMさんが研究授業として行い、大学の先生もいらっしゃった。ある先生は、「Mさんの授業は生徒との絡みも多く良かったが、もっと奥の席まで足を運 び、生徒の間に入っていくと良かった」とおっしゃっていた。従来の「1対多」の形式ではなく、もっと積極的に生徒の間に入り、生徒の目線で考えるよう な授業ができればいいということをおっしゃっていたのだと思う。知識ではなく、学ぶ態度、方法を身につけさせるのに必要なことなのかなと考えさせられた。
名刺には前日トレースしたイラストのほかに、新たに入れたいイラストがあればトレースして追加してよいというルールだった(ベジェ曲線によるイラストのトレース)。ちなみに僕はSu○ca風の名刺を作ってみた。そのため、こだわりを持って 凝った作品を作りたい生徒は積極的に名刺に合うイラストを探したり、自分で工夫して作ったりしていた。するとある生徒が「時間が足りないので提出期限を延ばしてほしい」と言い出した。先生は「みんなの作品を公開するのが遅れてもいいなら」と、期限を延ばすことにしました。教師側の負担は少し増える ことになりますが、生徒のやる気を尊重した結果なのだと思う。僕も、やる気の出るときにやるのが一番伸びると思うので、生徒がここで努力できる機会が 増えたのはとても嬉しかった。生き生きした生徒たちを見て、自分の高校生時代を思い出した。
教採2次試験――模擬授業の練習
同インターンシップ生のYさんが教員採用試験の2次試験を受けられるとのことで、模擬授業の練習をしました。模擬授業は準備を含め10分間で、50分授業の導入から展開の初めまでを行うものだ。今日は3回の練習を行い、先生方からもいろいろな指摘を受けていた。僕がやっているわけではないが、準備をし、授業をし、先生方からアドバイスをもらっているYさんの気持ちはひしひしと伝わってきた。2日後に試験という中、まだ自信の持てるとこ ろまで授業が固まってないことへの焦り、先生方のアドバイスがばらばらに見えたこと、準備や練習の連続から来る気疲れなど、心労も多かったと思う。
そんな中、3回目の練習のときにK先生から受けたアドバイスは、生徒役で参加していた僕の心にも響き、とてもしっくりきたものだった。K先生の言葉で特に印象に残ったのは、こんなことだ。
一番大切なのは、
○生徒にどういったActivityをさせるか
○いかにして生徒の行動を引き出すか
○いかにして生徒の行動を引き出すか
目指してほしいのは、
○「語る授業」ではなく「語らせる授業」
2次試験の模擬授業では、最初の導入部分で生徒の興味を引き、「生徒の意見を引き出す『仕掛け』を見せる」ことが大切だと教わった。K先生は笑顔の素敵な先生で、情報教育にとても深く関わっておられる方だ。2次試験の対策と言う枠を超えて、情報教育の指針の一つを得たような気がた。
また、今回の試験は「問題解決」がテーマに掲げられていたが、これは「継続的に学ぶ態度」を育成するということにつながるなと感じた。
明日はいよいよ講座の最終日。生徒の急成長を最終確認する日。最終日に行う自分の模擬授業のための指導案も作らなければいけないが、明日はこのインターンシップ中で一つの区切りの日になると思うのでとても楽しみだ。Yさんの試験対策もお手伝いできればと思う。
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HN: Kazu
性別: 男性
自己紹介: 情報の教員を目指す神奈川大学3年生→公立高校教員を目指す私立高校非常勤講師
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