「神奈川県立横浜清陵総合高校」での2週間のインターンシップ体験と、その後の教職に関する近況報告をつづるブログ
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短期集中講座「DTP基礎」もついに昨日で最終日を迎えた。今日はYさんも教員採用試験の2次で居らず、一気にさみしい教室となった。そんな中、昨日までで作品が完成しなかった生徒たちがやってきた。4人ほどだったが、わいわいと作業をしていた。
名刺のキャプチャ
登校して間もなく、五十嵐先生から電話で指令があった。「名刺作品をキャプチャせよ」とのことだ。方法は任せると言われたので、みんなで悩んだ結果、
という方法をとった。あとでいらした五十嵐先生は「予想通りだった」とおっしゃっていた。何でもお見通しです。しかし、苦労した後半の切り出しはなんとか自動化で きないかなと思った。IrfanViewはコマンドライン上でも動作するらしいので、たぶん切り出し位置さえ指定してやれば自動化できるのだろう。と、必要になった時のためにメモをしておくことにする。
講座中に生徒たちに見せてあげることはできなかったが、今日来た4人の生徒はみんなで見て楽しんでくれていた。頑張った甲斐があった。
模擬授業の準備
明日は僕たちインターンシップ生も模擬授業をさせてくださるとのことで、今日までに準備をしておくように言われていた。題材は大体決まっていたのだが、具体的にどうやって授業にしていくかは悩んだままだった。説明だけで終わってしまっては面白くないので、ワークシートを 配ってグループで話し合いをさせるような授業にしようと思った。そこで、今日の午前中にはワークシートと指導案を作成した。でも、せっかくの模擬 授業なので、もうちょっと別のやり方にしてみたいなという考えもある。たぶん、機会がないと授業案を考えることもないと思うので、今この時に悩むだけ 悩んでみたいと思う。
Scratchの体験
動作の書かれたブロックを組み合わせるだけで簡単にプログラミングが出来てしまう。そんなソフトの一つ、Scratchを体験した。この手のものではLEGO NXTしか使った経験のなかった僕にはとても新鮮だった。
ポップな画面ながらオブジェクト指向プログラミングの基本要素がきちんと詰め込まれていて、グローバル変数、ローカル変数、イベント、順次、繰り返し、分 岐、オブジェクト、オブジェクトのプロパティなどが馴染みのある言葉で柔らかく表現されている。動作中にコードを変更しても反映されるほど柔軟で、結果 はすぐに右のウィンドウで確認できる。「ペン」を下ろすことで、LOGOのようにオブジェクトの奇跡を描くこともできる。
所詮子ども用、教育用と馬鹿にするなかれ。たった1・2時間でもそれらしいGUIのプログラムが作成できるのだ。何よりも素晴らしいのは、直にテキスト のコードをいじらなくて済む点。そのおかげで使用者は記述ミスや文法ミスなどに悩まされることなく、純粋にアルゴリズムや動作に関することで試行錯誤できるのだ。また、動作を確認する際に同一の画面にコードが表示されているというのも大きな利点の一つ。
高校の授業では文法よりもアルゴリズムを教えたいので、プログラミング言語を学ぶ前段階の教材としてとても期待できそうだ。興味のある人ならおそらく、 操作は2・3時間で覚えることができると思う。ちなみに右の画像は僕が作ったブロック崩しの作品で、ボールの反射の仕方がおかしいこと、終了判定が適当 なことを除けば割としっかりとしていると思う。このレベルのものが簡単に作れると、生徒もやる気が出るのではないだろうか。
今日はさみしいはずの教室で、ガヤガヤとした生徒がさみしさを紛らわしてくれた一日だった。明日はいよいよ模擬授業。また、2次試験を終えたYさんからもお話を聴ける貴重な日だ。最後の日を、精いっぱい頑張りたい。
午前1: 名刺作品のキャプチャ→Web公開
午前2: 模擬授業の準備
午後1: 三つ折りチラシの印刷とキャプチャ→Web公開
午後2: Scratchの体験
午前2: 模擬授業の準備
午後1: 三つ折りチラシの印刷とキャプチャ→Web公開
午後2: Scratchの体験
名刺のキャプチャ
登校して間もなく、五十嵐先生から電話で指令があった。「名刺作品をキャプチャせよ」とのことだ。方法は任せると言われたので、みんなで悩んだ結果、
・PublisherからJPEG形式で保存
・分担してIrfanViewで切り出し→保存
・分担してIrfanViewで切り出し→保存
という方法をとった。あとでいらした五十嵐先生は「予想通りだった」とおっしゃっていた。何でもお見通しです。しかし、苦労した後半の切り出しはなんとか自動化で きないかなと思った。IrfanViewはコマンドライン上でも動作するらしいので、たぶん切り出し位置さえ指定してやれば自動化できるのだろう。と、必要になった時のためにメモをしておくことにする。
講座中に生徒たちに見せてあげることはできなかったが、今日来た4人の生徒はみんなで見て楽しんでくれていた。頑張った甲斐があった。
模擬授業の準備
明日は僕たちインターンシップ生も模擬授業をさせてくださるとのことで、今日までに準備をしておくように言われていた。題材は大体決まっていたのだが、具体的にどうやって授業にしていくかは悩んだままだった。説明だけで終わってしまっては面白くないので、ワークシートを 配ってグループで話し合いをさせるような授業にしようと思った。そこで、今日の午前中にはワークシートと指導案を作成した。でも、せっかくの模擬 授業なので、もうちょっと別のやり方にしてみたいなという考えもある。たぶん、機会がないと授業案を考えることもないと思うので、今この時に悩むだけ 悩んでみたいと思う。
動作の書かれたブロックを組み合わせるだけで簡単にプログラミングが出来てしまう。そんなソフトの一つ、Scratchを体験した。この手のものではLEGO NXTしか使った経験のなかった僕にはとても新鮮だった。
ポップな画面ながらオブジェクト指向プログラミングの基本要素がきちんと詰め込まれていて、グローバル変数、ローカル変数、イベント、順次、繰り返し、分 岐、オブジェクト、オブジェクトのプロパティなどが馴染みのある言葉で柔らかく表現されている。動作中にコードを変更しても反映されるほど柔軟で、結果 はすぐに右のウィンドウで確認できる。「ペン」を下ろすことで、LOGOのようにオブジェクトの奇跡を描くこともできる。
所詮子ども用、教育用と馬鹿にするなかれ。たった1・2時間でもそれらしいGUIのプログラムが作成できるのだ。何よりも素晴らしいのは、直にテキスト のコードをいじらなくて済む点。そのおかげで使用者は記述ミスや文法ミスなどに悩まされることなく、純粋にアルゴリズムや動作に関することで試行錯誤できるのだ。また、動作を確認する際に同一の画面にコードが表示されているというのも大きな利点の一つ。
高校の授業では文法よりもアルゴリズムを教えたいので、プログラミング言語を学ぶ前段階の教材としてとても期待できそうだ。興味のある人ならおそらく、 操作は2・3時間で覚えることができると思う。ちなみに右の画像は僕が作ったブロック崩しの作品で、ボールの反射の仕方がおかしいこと、終了判定が適当 なことを除けば割としっかりとしていると思う。このレベルのものが簡単に作れると、生徒もやる気が出るのではないだろうか。
今日はさみしいはずの教室で、ガヤガヤとした生徒がさみしさを紛らわしてくれた一日だった。明日はいよいよ模擬授業。また、2次試験を終えたYさんからもお話を聴ける貴重な日だ。最後の日を、精いっぱい頑張りたい。
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プロフィール
HN: Kazu
性別: 男性
自己紹介: 情報の教員を目指す神奈川大学3年生→公立高校教員を目指す私立高校非常勤講師
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