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「神奈川県立横浜清陵総合高校」での2週間のインターンシップ体験と、その後の教職に関する近況報告をつづるブログ

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 この神奈川県の総合学科高校の連携で開かれるこの講座「DTP基礎」も最終日となった。今日の最後には6日間を振り返りながら、生徒との別れを惜しむ。今日は一日中、総合課題「三つ折りチラシ」を作成していた。今まで学んできたことの集大成として、個性を生かした作品が出来上がっていくのを、にやにやしながら見守っていた。

悩みの中身
講座の期間中、生徒からいろいろ質問や相談を受けてきた。最初のころは作品作り中でも操作に関する質問が多かったのだが、6日目ともなると違っていて「ここのデザイン、もうちょっとなんとかならないかなあ」とか、「本当はこうしたいけど、こうするとこっちが……」な どと、デザインやレイアウトに関することを相談される。技術的な悩みがDTP的な悩みに変わったということは、技術は一通り身についてきている証拠で はないか。嬉しい限りだ。

やっぱり昼休みは
イラストのトレースのときなど、お昼ご飯を抜いてまで作業に没頭していた生徒たちは、やはり最終日になっても熱心に昼休みを潰していた。「お昼ちゃんと食べ ようね」としつこいくらいに言ったのだが、生徒のやる気には勝てなかったようで。作品が完成して帰るとき、「お腹すいたあ!」と言っていた生徒たちの 顔はとても輝いて見えた。

放課後も、明日も
授業の時間が終わったところで、指導してくださった先生方、教育実習生のMさん、われわれインターンシップ生4人から、一言ずつのコメントを。僕は、 操作もおぼつかなかった生徒たちが6日間で急成長を遂げたことにびっくりしたことを話した。この日のために、今まで頑張ってきたんだなと実感した。「裏方の仕事は大変だけれど、その苦労は喜びとして何倍にもなって返ってくる」という五十嵐先生の言葉は本当だったなと思った。

感動の別れも束の間、あいさつが終わった後、作品の完成していない生徒は作業を再開していた。明日と明後日までは登校して課題作りを続けて良いとのことで、「明日も来る」と言っている生徒も何人かいた。嬉しい限りだ。

模擬授業 for 教採2次
同インターンシップ生のYさんは明日、教員採用試験の2次試験があり、そこで模擬授業をされるとのことなので、今日も模擬授業の練習に参加させてい ただいた。今日はなんと5回もの練習をしていた。昨日までの授業から飛躍的に良くなっているのが素人目にも分かり、純粋に、受けていてわくわくする授 業になったなと思った。授業を改善していくポイントを心に留め、僕も来年に活かすようにしたい。Yさんは、きっとYさんらしい授業を武器に2次試 験に挑んでくれると思う。

われわれインターンシップ生も、明日は模擬授業の準備、明後日はいよいよ模擬授業だ。このインターンシップの最後の締めとして、期間中に先生や生徒を見ていて気付いたことを活かせたらと思う。
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プロフィール
HN: Kazu
性別: 男性
自己紹介: 情報の教員を目指す神奈川大学3年生→公立高校教員を目指す私立高校非常勤講師