「神奈川県立横浜清陵総合高校」での2週間のインターンシップ体験と、その後の教職に関する近況報告をつづるブログ
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最終日。教室には4人のインターンシップ生。朝の時間は11時から始まる模擬授業の準備に費やされた。資料の印刷、最終調整などだ。静かな朝で始まった最終日の日程はこんな感じ↓
模擬授業: ディジタル化された情報
インターンシップ最後の締めとして、インターンシップ生4人で模擬授業を行った。テーマは自由。対象は高校生。10分以上の授業をということだった。 1人目のNさんは「Excelで偏差値を求める」授業、2人目のOさんは「ネットワーク」の授業をされていた。3人目は僕で、4人目のYさんは教員採 用試験の2次試験でされた模擬授業を再現してくださった。
僕はいろいろと悩んだ末に、結局「ディジタル化された情報」の特徴を取り上げることにした。このテーマでやるなら、ワークシートを使ってグループワー クをさせて意見を発表させるという形式にしようと考えていたのだが、結局前日の夜3時くらいになってディベート形式にしようと思い立ち、そうしたのだ。
みなさんが協力的で居てくれたこともあって全体的にはそう眠くはならずに進んだのではないかと思ったのだが、新しい発見、改善点、やってはいけなかったこ とがたくさんあった。30分の予定だった授業時間も40分ほどになってしまった。そんな模擬授業の流れは次のようなものだ。
インターンシップ生の3人、教育実習生のMさんだけでなく、清陵教職員の五十嵐先生、K先生、Mさんが生徒役を引き受けてくださった。計7人です。経験豊富な先生方もいらしただけに、授業後の講評ではとてもためになる意見をたくさんいただくことができた。
「内容が面白く、ディベートという形で生徒の意見を引き出せたのは良かった」
「板書の形式をプリントの形式に合わせるべきだ」
「白板を向いたまま生徒の意見を訊いたり、下を向いて話すのは良くない」
「負け組を生まないために、結論は必要なければ出さないほうがよい」
など。他にもたくさんのご意見をいただき、大変勉強になった。意識していたのにうまくいかなかったこと、全然気付かなかったことなどいろいろあった。特に、授業一般に言える指摘については今後も継続的に気をつけていきたい。
教員採用試験2次の報告
教員採用試験の2次試験を受けてこられたYさんが、模擬授業を再現した後、その時の様子などをいろいろ教えてくださった。これから試験を受ける人たち が特に気をつけなければならない点として、模擬授業の時間のことがあった。時間は10分ということになっているのだが、そこには準備の時間が入る。具体的には、配布物を配る時間、片づける(配布物も回収する)時間などだ。しかも、最後の片づけの時間は出している桃の量に応じて試験官が判断し、 終了の時刻が決まる。なので、実際は7・8分のつもりで授業をしなければならない。他にも、教室の様子など貴重な体験を話してくださった。
映像編集→DVD化
11時から始まった4人の模擬授業は講評なども含め14時半くらいまで続いた。お腹が空くのも忘れて夢中になった時間だった。食事を終えて、今度は自 分の模擬授業を編集、DVDへ書き込んだ。使用したソフトはAdobe Premere Elements。撮影、mpeg形式への書きだし、トリミングまでは五十嵐先生がやってくれていたので、必要だったのはPremereへの取り込みと マーカーの設定、タイトルメニューの作成、書き込みだけだった。取り込みはドラッグアンドドロップで簡単にできる。マーカーはチャプターを作るもので、これ を設定してメニューを作成すると自動でシーン再生まで出来るようになる。これを一度ローカルのHDDに書き出す。DVDへ直接書き込むのではな く、一度ローカルでデータを作ってから書きこんだほうが失敗が少なくなるからだ。またこうすることでVideoデータ以外の、例えばインターンシップ中に使った関連データも一緒に格納することができるようになる。インターンシップ関係のデータを1枚のDVDにひとまとめに出来たので、管理もシンプルに 出来た。いつか生徒にもやってあげたい。
最後に
インターンシップ中にお世話になったK先生にご挨拶へ。どこの高校でもそうかもしれないが、職員室はごちゃごちゃしている。僕はこうい う場所が大好きだ。K先生は笑顔が素敵な方で、折に触れて僕たちインターンシップ生に情報教育の本質的なことを教えてくださった。「画面の向こうに はいつも人が居ること」や「授業で大切なのは生徒をやる気にさせること」など、印象的なことばかりだった。他の教職員の方々も、模擬授業のときなどいろい ろな場面でいろいろなお話をしてくださった。大変お世話になりました。
今日のおしまいには五十嵐先生が飲みに連れて行ってくださった。初めてのお酒にくらくらしながら、寝ていなかった2日間の疲れたちが一気にこんにちはしてきた。充実した2週間をありがとうございました。
宿題
さらにさらに、本当に最後に、五十嵐先生から「この経験を無駄にしないための宿題」が。皮肉ではなく、ありがたいことこの上ない。
2.ブログのリフレッシュ
3.ブログの更新
インターンシップの総まとめとして、振り返りとして、今後のモチベーションの持続のために、宿題にも全力で取り組みたいと思う。
お世話になったたくさんの方々、ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。
11時: インターンシップ生の模擬授業
15時: 模擬授業の映像を編集、DVDに焼く作業
15時: 模擬授業の映像を編集、DVDに焼く作業
模擬授業: ディジタル化された情報
インターンシップ最後の締めとして、インターンシップ生4人で模擬授業を行った。テーマは自由。対象は高校生。10分以上の授業をということだった。 1人目のNさんは「Excelで偏差値を求める」授業、2人目のOさんは「ネットワーク」の授業をされていた。3人目は僕で、4人目のYさんは教員採 用試験の2次試験でされた模擬授業を再現してくださった。
僕はいろいろと悩んだ末に、結局「ディジタル化された情報」の特徴を取り上げることにした。このテーマでやるなら、ワークシートを使ってグループワー クをさせて意見を発表させるという形式にしようと考えていたのだが、結局前日の夜3時くらいになってディベート形式にしようと思い立ち、そうしたのだ。
みなさんが協力的で居てくれたこともあって全体的にはそう眠くはならずに進んだのではないかと思ったのだが、新しい発見、改善点、やってはいけなかったこ とがたくさんあった。30分の予定だった授業時間も40分ほどになってしまった。そんな模擬授業の流れは次のようなものだ。
「ディジタル化について(情報Bの初めのほう)」
・アナログとディジタルの違いの復習(プリントで例を具体例を挙げて)
・ディベート「ディジタル化は人々にとって有益である」
・アナログとディジタルの違いの復習(プリントで例を具体例を挙げて)
・ディベート「ディジタル化は人々にとって有益である」
肯定派と否定派に分かれ、順に意見を述べる
次に、反駁もし合う。
次に、反駁もし合う。
・ディベートで明らかになった問題点を回避するには、どうすればいいか話し合い、意見を出す。
インターンシップ生の3人、教育実習生のMさんだけでなく、清陵教職員の五十嵐先生、K先生、Mさんが生徒役を引き受けてくださった。計7人です。経験豊富な先生方もいらしただけに、授業後の講評ではとてもためになる意見をたくさんいただくことができた。
「内容が面白く、ディベートという形で生徒の意見を引き出せたのは良かった」
「板書の形式をプリントの形式に合わせるべきだ」
「白板を向いたまま生徒の意見を訊いたり、下を向いて話すのは良くない」
「負け組を生まないために、結論は必要なければ出さないほうがよい」
など。他にもたくさんのご意見をいただき、大変勉強になった。意識していたのにうまくいかなかったこと、全然気付かなかったことなどいろいろあった。特に、授業一般に言える指摘については今後も継続的に気をつけていきたい。
教員採用試験2次の報告
教員採用試験の2次試験を受けてこられたYさんが、模擬授業を再現した後、その時の様子などをいろいろ教えてくださった。これから試験を受ける人たち が特に気をつけなければならない点として、模擬授業の時間のことがあった。時間は10分ということになっているのだが、そこには準備の時間が入る。具体的には、配布物を配る時間、片づける(配布物も回収する)時間などだ。しかも、最後の片づけの時間は出している桃の量に応じて試験官が判断し、 終了の時刻が決まる。なので、実際は7・8分のつもりで授業をしなければならない。他にも、教室の様子など貴重な体験を話してくださった。
映像編集→DVD化
11時から始まった4人の模擬授業は講評なども含め14時半くらいまで続いた。お腹が空くのも忘れて夢中になった時間だった。食事を終えて、今度は自 分の模擬授業を編集、DVDへ書き込んだ。使用したソフトはAdobe Premere Elements。撮影、mpeg形式への書きだし、トリミングまでは五十嵐先生がやってくれていたので、必要だったのはPremereへの取り込みと マーカーの設定、タイトルメニューの作成、書き込みだけだった。取り込みはドラッグアンドドロップで簡単にできる。マーカーはチャプターを作るもので、これ を設定してメニューを作成すると自動でシーン再生まで出来るようになる。これを一度ローカルのHDDに書き出す。DVDへ直接書き込むのではな く、一度ローカルでデータを作ってから書きこんだほうが失敗が少なくなるからだ。またこうすることでVideoデータ以外の、例えばインターンシップ中に使った関連データも一緒に格納することができるようになる。インターンシップ関係のデータを1枚のDVDにひとまとめに出来たので、管理もシンプルに 出来た。いつか生徒にもやってあげたい。
最後に
インターンシップ中にお世話になったK先生にご挨拶へ。どこの高校でもそうかもしれないが、職員室はごちゃごちゃしている。僕はこうい う場所が大好きだ。K先生は笑顔が素敵な方で、折に触れて僕たちインターンシップ生に情報教育の本質的なことを教えてくださった。「画面の向こうに はいつも人が居ること」や「授業で大切なのは生徒をやる気にさせること」など、印象的なことばかりだった。他の教職員の方々も、模擬授業のときなどいろい ろな場面でいろいろなお話をしてくださった。大変お世話になりました。
今日のおしまいには五十嵐先生が飲みに連れて行ってくださった。初めてのお酒にくらくらしながら、寝ていなかった2日間の疲れたちが一気にこんにちはしてきた。充実した2週間をありがとうございました。
宿題
さらにさらに、本当に最後に、五十嵐先生から「この経験を無駄にしないための宿題」が。皮肉ではなく、ありがたいことこの上ない。
1.レポート
・インターンシップで得たこと
・今後1年間にすべきこと
・総合学科の教育活動から感じること
・今後1年間にすべきこと
・総合学科の教育活動から感じること
2.ブログのリフレッシュ
自分のブログを振り返り、誰にでも分かりやすいように編集し直す。
3.ブログの更新
2011年の8月まで、毎月1日にはブログを更新し、教職に関する近況報告を書く。
インターンシップの総まとめとして、振り返りとして、今後のモチベーションの持続のために、宿題にも全力で取り組みたいと思う。
お世話になったたくさんの方々、ありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。
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プロフィール
HN: Kazu
性別: 男性
自己紹介: 情報の教員を目指す神奈川大学3年生→公立高校教員を目指す私立高校非常勤講師
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