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「神奈川県立横浜清陵総合高校」での2週間のインターンシップ体験と、その後の教職に関する近況報告をつづるブログ

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 2010年10月。いろいろな授業の課題に追われる日々。その中でも教職に関する勉強は怠らないよう気を付けているので、緊張感を持って過ごす日が多い。

<振り返り>

1. 「教職論」勉強会
教育実習の事前指導として、模擬授業や教員採用試験対策を行う授業として、「教職論」という名前の授業が設定されている。この授業の期末試験は、以下の2冊から出題されることになっているが、本を買って1週間勉強しなかった自分を見て、「これはまずいな」と思った。

『2011年度版 よくわかる教職教養100』[時事通信社]
『2011年度 よくわかる一般教養100』[時事通信社]

そこで、同じ授業を履修しているメンバー数人を集めて勉強会を開くことにした。前回紹介した「教員採用試験対策」の勉強会とは異なり、先生主導ではない。火曜日と木曜日の週2コマで、範囲を区切って期末試験と同じ形式のテストを行う。試験では本の内容がそのまま出題されることになっているので、予習をしっかりしてくれば必ず満点を取れる。

期末試験と同じ形式のテスト問題は、週ごとにメンバーが交代で作成するルールとした。問題の印刷の仕方、回答欄の作り方、配点など、実際のテスト作りが体験できるという副次的なメリットもある。また、回ごとにランキングを作って点数を競っているので、勉強にも張り合いが生まれ、参加者にも好評である。

一夜漬けに近い勉強ではあるが、今のところ満点を維持できているので、次回以降も満点を取れるようしっかりと取り組んでいきたい。


2. TA
アルバイトとしてやっていた週6コマのTA(Teaching Assistant)の仕事は、先生の授業サポートが主な仕事。横浜清陵総合高校でのインターンシップほどではないにしても、いろいろな先生の同じ内容の授業は、いろいろな意味で勉強になる。ある先生は、学生の画面に自分の画面を表示し操作を説明し、そのあとに画面を戻して学生にやらせる。これをスモールステップごとに繰り返す。また別の先生は、最初の30分、ずっと口頭で説明を続けた後、残りの1時間を演習の時間にあてる。よほど興味のあることでない限り、引き込まれないような授業では学生は寝る(もしくは誰かとしゃべる)。

私の仕事は学生が演習をするときに机間巡回して分からないところを個別に指導することなので、先生の全体的な説明より分かりやすく教えること、学生にやる気を起こさせるようにすることを目標にしている。

やる気を起こさせるために実践していること:
  1. ほめる
  2. 出来る人には、応用法やほかの方法を教える
  3. 出来ない人には、出来ない理由、そのやることの意味を教える

3. コンピュータグラフィックス
今学期は教職課程で必履修となっている「コンピュータグラフィックス」の授業がある。必修ということもあるが、教員採用試験での出題範囲も含まれているので、緊張感をもって臨んでいる。直線を引くアルゴリズム、円を描くアルゴリズムに続き、今は3D表現の基礎に入ったところだ。


<11月の目標>

1. 大学での模擬授業を充実させる。
・ 11月には「教職論」での模擬授業があるので、準備を怠らないようにしたい。
・ また、教科教育法Ⅱ(情報)のほうでも模擬授業があり、大学での初めての情報の模擬授業になる。こちらにも力を入れたい。
 
2. 12月12日のフォローアップの会
・ 横浜清陵総合高校でのインターンシップのフォローアップとして、五十嵐先生が会を開いてくださることになった。2か月の一度のペースで開いてくださっているが、前回は参加できなかった。12月は色に関する授業を行うということで、今から授業の構想を練り、色についての勉強もしておくつもりである。

以上を10月のまとめとする。10月は、各科目から出される課題に追われ、時間の使い方を考えさせられる月になった。授業やTA、勉強会で時間割のほとんどが埋まり、隙間のないスケジュールになった。逆に、これをこなせれば少しは自信がつくと前向きに考えて頑張りたい。各課題を行う時間を確実に見つけ、取り組んでいきたいと思う。

また、教職課程とはあまり関係がないと思ったので上には書かなかったが、愛媛大学が主催するプログラミングコンテストで本選に出場することとなった。優勝できるかどうか分からないが、悔いのないように頑張りたいと思う。
 
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プロフィール
HN: Kazu
性別: 男性
自己紹介: 情報の教員を目指す神奈川大学3年生→公立高校教員を目指す私立高校非常勤講師